ダブリンの家探し事情

この記事はダブリンアドベントカレンダー、12/9分の記事です。

ダブリンに来て一年以上が経ち、日本人の同僚が増えてきました。私が借りたときからはかなり時間が経ってしまいましたが、改めてダブリンの家探し事情をまとめてみたいと思います。

 

daft.ie

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ダブリンに住んでいる人なら確実に知っている、言わずと知れたサイトです。基本的に、量において他のサイトを圧倒しているイメージ。他のサイトとしては rent.ie や let.ie などがあります。

  • どうやって申し込むの?

地域や値段、ベッド数などでフィルタリングしつつ、良さそうな物件があったらメール等で連絡します。貸主(これは業者が入っている場合もあるし、個人でやってる場合もある)の目に留まったら返信が来ます。

  • Viewing ってなに?

日本語だと内覧です。メールをやりとりして日時を決め、物件の中を見せてもらうことを指します。まだ誰かが住んでいる場合は外から見るだけの場合もあるかもしれません。

内覧が一組だけというのは非常にレアで、多くの場合は同じ時間に複数の候補者が訪れます。人気がある物件だと 10-20人が訪れるので、競争率は非常に高いと言えます。

  • メールの返信が来ないんだけど

メールの文面を工夫しましょう。家族構成や年齢、日本人が綺麗好きだとか、猫が好きだとか、なんでもいいので貸主の目に留まる工夫をしましょう。

それから、公開されて間もない物件に突撃しましょう。長く出ている物件は競争率が低いので、交通の便が悪いなど、何か契約に至らない理由があるはずです(もっとも、直近で値下げしたという場合もありますが)。人気がある物件は数日で消えていきます。

最後に、大量のメールを打ちましょう。打率なんて 1割程度です。本当に良い物件だけを見繕っていたら、いつまでも入居できません。住めば都とも言いますし、本当に自分にとって譲れない点だけを絞り込み、できるだけたくさんのメールを出しましょう。

  • シェアとフラットの違いって?

シェアは文字通り共有ですね。多くの場合、トイレや風呂、リビングにキッチンが共有スペースになっています。仲良し二人で契約することもあれば、5-6人で住んでいることもあります。男女は分かれていることが多いですが、カップルOKの物件などでは普通に混ざっていたりもします。

フラットはスタジオとも呼ばれるようですが、アイルランドで多いのは、玄関が共通で、中に入ると大きな階段があり、その階段の周囲に部屋が幾つもあるというタイプです。各部屋は大体 1K/1DK みたいな感じになっていて、風呂トイレは小さいものの各部屋にあることが多いようです。独身やカップルがプライベートを確保できるタイプの家として使います。

  • オススメの地域は?

リフィ―側を挟んで北側が奇数、南側が偶数番号の地域になっています。また、ダブリン市街から離れると数字ではなく地名で呼ばれるようになります。北側よりは南側の方が治安が良いイメージです。

サリーさんという方がブログ記事を書かれていましたが、概ね今もその通りです。大使館などが並ぶ 4 は高級住宅街、1, 2 は中心地、治安の面では 6 や 6w が良いと聞きますが、やんちゃなティーンはどこにでもいるわけですから、過度の期待は禁物です。私は 8 に住んでいますが、東寄りの地域なので治安の悪さを感じたことは無いです。

一方、北側もバスが通る大きな道沿いは治安が良いものの、裏道に入るとあまり治安が良くないといったことも聞きます。通勤・通学に 1時間程度を見込んでも苦痛じゃないのであれば、海沿いのDun Laoghaireや内陸でも幾つか(例えば LUAS終点の Tallaght とか Sandyford とか)選択肢があると思います。

  • 契約には何が必要?

2か月分の家賃、銀行口座の明細(ステートメント)、学校や会社のレターが最低限あると良いです。さらに、前に借りていた家に関するレター(綺麗に使ってくれたよ、と言う証明を一筆)、あれば PPSN、ぐらいでしょうか。

業者によっては(後だしが面倒なのでしょうが)、書類が完璧に揃っている人を優先して契約に回そうという意図が見えるので、書類が足りていないとそもそも交渉不可だったりします。個人契約だと、その辺は結構ゆるいですね。

  • 実際、住むのにお金がどれくらいかかる?

家賃は地域差もありますが、シェアなら 600-1000ユーロぐらいの幅と聞きます。小さめのアパートを借りると 1ベッドで大体 1500前後じゃないでしょうか。2ベッドなら 2000前後を見ておくといいと思います。

一方で、多くの家は furnished つまり家具付きなので、初期費用は抑えられます。水道料金はかからず、電気やガス、ゴミ収集といった日常的な部分は日本とそれほど変わらないです。そのあたりの料金がどう扱われるかは、大家に確認しましょう。

話は逸れますが、テレビは使わないなら絶対に持たない方がいいです。日本と同じで国営放送のライセンスが年間 160ユーロかかります。テレビが無ければ払わなくても問題無いのですが、督促を無視すると裁判所に呼び出されて罰金上乗せされるそうなので、ご注意ください。

 

なかなか物件が見つからない場合

休まずメールを送って頑張りましょう、という他ありませんが、いくつか他の方法も紹介しておこうと思います。ただしdaft.ieほどの情報量は期待できません。

 

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日本人向けの情報サイトです。帰国で退去する人や、同居人がいなくなる人が募集してたりします。日本語でやり取りできるのは安心ですね。

 

英語圏のMixBと思えば、理解が早いと思います。daftと異なり個人間のメッセージのやり取りになるため、信頼性は一気に下がります。保険として見てみるぐらいがいいと思います。

 

  • facebookコミュニティ

アイルランドにはブラジル人が非常に多いです。そのせいか、ブラジル人向けのポルトガル語で書かれた家探しグループが幾つも存在します。シェアやフラットがほとんどですが、中には条件が良い物件もあるかもしれません。

 

  • 伝手を辿ってみる

知り合いを増やせば、それだけ入ってくる情報も増えますし、ね。

 

最後に、最近ダブリンに引っ越してきた同僚が daft.ie で受け取ったメールをご紹介して終わりにしたいと思います。「海外に住んでて忙しいから会えない。とりあえずデポ払ってくれたら家を貸すよ」みたいなメール、たまーに見かけますね。

不安に思う方は、掲載されている写真で画像検索しましょう。詐欺のほとんどは勝手に誰かの写真を使い回していることが多いので、画像検索すると過去の詐欺や写真の元ネタになった記事が出てくることがあります。

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