ダブリンはIT企業が多数誘致されたことから住居が慢性的に不足しており、そこに投機マネーが流れ込んで価格が高騰しつつあります。
そんな中で家を探すのは難しくなっており、看板を見て「おっ」と思うこともしばしば。
家探しをしているときに気になる看板がこちら。貸し出します(TO LET)の札。
ちょっと遠目で見づらいですが、こちらは「sale agreed」、つまり売り出し中の札。
アイルランドで住宅ローンを組む場合、頭金は2-3割の自己資金が必要なようです。年収の3.5倍程度しか借りられないことなどもありますし、住宅の価格自体は日本と比較してもそれほど割安ではないので、いろいろ大変なことも多そうです。
とはいえ、こちらでのライフスタイルとして、なるべく若い頃に中心街に近い狭めの家を購入し、その後安定したら郊外に広めの家を買って古い家は貸しに出し、子供を育てるというのが一般的らしいです。
また、家を購入するにあたっては弁護士を通すのですが、売主が圧倒的に強いため、途中でキャンセルされると買主は弁護士費用だけがかかって損をする場合もある、みたいな話を風の噂で聞きました。
上記はどちらも伝聞ですので、あまりアテにせず、もし買うことになった場合はきちんと自分で調べて下さいね。一度日本で家を購入した身としては、日本って恵まれてるなぁと思うことは多いです。