アイルランドは近年、IT企業が多数進出していることもあり、住宅事情が急速に悪化。そこに投機マネーが雪崩れ込み、住宅価格は上昇の一途をたどっているそうです。
一方で給与レベルの上昇幅は従来通りのまま。それでは従業員の不満も溜まる一方で、私がこちらに来た2016年から2017年にかけて、ストライキが幾つも見られました。特に影響が大きかったのは、ダブリンバスや入国管理(=警察)のストでしょうか。
つい先日も出掛けていたらストの団体にぶつかりました。アイルランドは水が豊富なため(?)水道は無償で提供されていたのですが、これを有償化するにあたり市民の反対が根強いために発生したデモのようでした。(要出典)
写真を良く見ると、年配の方が多いように感じました。
ダブリンを歩いていると多様な人種が入り乱れることにまず驚きますが、次に驚くのはその人口の若さです。たくさんのIT企業が人材を集めているため、働き盛りの2-30代が自然と多く集まっているのではないか、と思っています。人種差別などは今のところ感じませんが、住宅事情も含め、まだまだ発展の余地があると感じられる一幕でした。